当店はこれまでに、国内外問わず様々なブランドベルトの加工・修理を数千種類ほど手掛けてきました。
「お客さまの大切な商品を、出来る限りオリジナルに違和感がない加工が基本です。
サイズ調整はもちろんの事、お預かりした商品で、特別に抜き型金具を製作してベルトの加工や切断面の処理もいたします。
3cm以下のベルトカットでは必ず指し棒穴が残ります。その穴跡は残りますが無料で塞ぐなど、見えない部分の処理にも丁寧に作業を行います。
当店は、ベルトのサイズ直しが基本ですのでご了承ください。
また、ベルトのバックル修理に関しては修理が出来ないものが多いのでお断りしております。
バックルは、現物を拝見して加工が出来そうな物は特別にお受けする事もあります。加工代は加工難易度でお見積もりをお知らせいたします。
**当店は、サイズ直しが基本ですのでベルト全体の製作や皮革の傷みの加工はお断りしておりますので、その点ご了承ください**
クロムハーツベルト修理はこちらにまとめております
一般的な革ベルトはもちろんの事、様々なデザインのベルトのサイズ直しを行っております。
新品&未使用の各ブランドでも基本デザインを大事にしつつ、お客様のご要望にお応えします。
特殊な糸に関しては100色以上のコレクションから、出来るだけ太さや形状・色が近い物を使用します。
また、当店のベルト縫製修理は仕上がりを重視し、時間がかかりますが『すべて手縫い』で作業しております。
当店のベルトのサイズ直しの基本は、バックル側よりベルトを分解してご希望のサイズに仕上げております。
バックルを外したベルトを分解して、ベルト内部を必ずオリジナルと同じ加工をして、ベルトを仕上げております。
ベルトの切断面を、オリジナルと同じ処理を施し、バックルを所定の位置で固定して、全て手縫いで縫製しております。
ボッテガヴェネタのベルトは、メッシュベルトですので将来メッシュ部分がホツレないように、特別に差し棒穴の処理をしております。
サイズ直しのご依頼は新品が多いのですが、デザインなどの難しさや構造に関係なくお受けしております。
下の3枚の画像は、お一人の方から30数本のベルトサイズ直しのご依頼で送って頂きました。
すべてブランド品のベルトでクロムハーツ、LOUIS VUITTON、アルマーニ、その他多数。全て、ご希望のサイズに仕上げ発送いたしました。
個人の方でベルトの長さを調整したいが、何センチカットすれば判らなくご不安の方は、普段使っているベルトを同封していただければ、それに合わせて加工を致します。ご来店はもとより、遠方からのメールやお電話でのご依頼に関しても、お客さまと綿密なお打ち合わせからカットサイズを決定させて頂きます。
ご遠方の方には、商品が到着致しましたら、後日、当店から写真に長さや加工のコメントを書き、お見積り&納期の確認メールをお送りしております。
加工が複雑なベルトもオリジナルと同じようにカット&縫製を致します。
ベルトの加工の為に、ナイフでカットするより切断面が綺麗になるよう、特別に抜き型を作る事も多いです。
また、イタリアブランドの中には非常に細かい細工を伴うものが有りますので、加工金額が簡単には出せません。
当店に送って頂き現物を確認してから、正確な見積もり金額をご提示しております。
Ugo Cacciatoriやボッテガヴェネタ(下の写真)の様な高額で複雑なベルトも、オリジナルと同じようにカット&縫製を致します。
ビトンショップで6本のベルトを別注で取り寄せたベルト、サイズが長いのを分かって購入した新品未使用のベルトなど。
いろいろあるデザインのベルトの中でネジがあるタイプは、内部で固定され簡単には緩まない構造ですので、ご注意ください。
無理にねじ山を壊しながら開けることが出来ても、皮革の複雑なカット作業と両サイドのステッチの処理の加工をしなければなりませんので、要注意です!
過去の事例ですが、裏蓋を無理やり開けて皮革部分をハサミやカッターナイフで切って、ネジを無くした方も多いです。
その後の革の処理やステッチの補強が出来ず、持ち込みも多いベルトになります。
イニシアルその他のベルトは、最近バックルの構造を変えていますので、加工のご依頼で現品を見たらすぐに分かります。
LOUIS VUITTON ルイ・ヴィトンの直営店で多数の種類指定して購入したが、一番長いサイズのみの取り寄せで購入したその日に、いきなり当店に電話でベルトカットのご依頼でお越しになる方も。下に一部の画像をUPします。一部は国内未発売分もあります。
30インチのベルトを33.5インチに長くするご依頼です。
アメリカでサイズ違いを買ってしまい、ほとんど使っていなかったそうです。
色々な所に問い合わせをしても断られたそうで、突然当店に電話を頂き、お受け致しました。
オリジナルと同じ革は手に入りません。計算上8センチ伸ばす為には25センチ以上の長さの革が必要になります!
革は人間の皮膚と同じように、個体差があります。これに近い表情の表皮と裏の革を探しました。
重要なのは貼りあわせた部分に違和感が無いように、ミシン目痕や指し棒の楕円の穴を埋める作業を繰り返す。
移植した両面の皮革の接続面の最終仕上げなどを経て、ステッチやバックル固定はいつもの手縫い縫製でしております。
皮質が違うので若干違和感が出てしまいましたが、これ以上は厳しいでしょうね…。
このベルトを受け取られたお客様から、出来具合のお礼の電話を頂いて嬉しい限りです。
クロムハーツのベルト修理はこちらにまとめております
スタッズベルトのサイズ直しもお任せ下さい。スタッズの取り外しなどの処理も致します。
カットするサイズで、スタッズの位置の問題も出てきますので、難しい並びの物は現物をお見せ下さい。
加工の基本は、オリジナルのデザイン重視を重視してバックル関連の固定作業をしております。加工金額は取り外すスタッズの数や位置、またバックルの形状により現物を拝見してからお見積もりをお知らせしております。
編み込み(メッシュ)ベルトのサイズ直しもお任せ下さい。手縫いで作業をしますので厚さが10ミリ以上でも
縫製が出来ます。ベルトを挟む両面の皮革のミシン目も忠実にその穴を利用して手縫い縫製しております。。
使い込んだベルトの剥がれの修復。
このベルトは2層の作りで、長年使用され膨張率が違う為、剥がれ始めたようです。
全体の状態を確認後、古い接着剤を取りながらの修復作業でした。
一部ひび割れも有りました。このために調合し色合せをしたエッジコートでサイドの修復完了です!
バックルについているギボシの再生ご依頼です。ほとんどのバックルの素材は亜鉛合金で製造していますので
折れた物は再利用できません。通常この加工お断りをしていますが、このバックルの厚みが6ミリもあり、表には影響が無いように加工出来る厚さと、折れた位置に穴が空いていました。
その穴を利用して固定出来る構造のギボシの形が閃きました。
時計用ステンレスで折れたギボシと同じデザインを基本にして、その穴に固定出来る様に3段構造をヤスリで製作いたしました。
アメリカ在住の方が、里帰りの途中に当店にお持ちになられました。 バックルの素材は、亜鉛合金ですので溶接などは出来ません。強度の問題もありますので、同じデザイン&サイズで他の素材で製作するしかないのです。 時計用のステンレスSUS304で図面を引いて、2個のパーツを作り溶接固定で一体化に加工完了。 皮革部分の縫製を分解して、出来上がった新しい金具にベルトを縫製後、バックル本体の裏側木部分の穴も修正してビス止めで完成です。 これで、また使える様になりました。
10月に日本に帰国した際にベルトのバックルの件でお世話になった○○です。 今日妹経由でアメリカに着きました。有難うございました。これからもよろしくお願いいたします。
購入したベルトバックルが使いにくいので、使用時でも腰に優しくセット出来る様にとの改造依頼でした。 図面を引きながら、この部分全部を作り替えてベルトが固定出来る様にした方が良いので、仕組みを考えました。 金具の位置がずれて、現在使われているベルトの長さが変わってもいけません。それを踏まえて!! すべて950の銀を使用と考えましたが、一部メタル使用。 このバックルは、以前ベルトの穴に入る突起部分(ギボシ)も作り直していますので、これで裏面全部交換になりました。
指し棒の折れですが、特別に銀(SILVER)で仕上げました。通常は合金の為火が使えず、修理をお断りしているのですがこれは厚みと幅が有りましたのでお受けしました。 強度保持と簡単には取れない様な構造を図面上で考え製作。 950の銀で大きなあご部分からなる物を作り、折れ棒に差し込み固定です 微妙に色が違いますが、見えない部分ですからこれだけしっかりした物を作れば安心です。
難しそうな修理が関東の方から来ました。 まず、壊れた小さなパーツの強度保持の為、厚み2ミリ幅5ミリの部分に 0.5mmの特殊金属を2本固定しました。 バックル本体に取り付ける角度を確認ながら手作業で差し込み穴を製作。 正確な角度で二つの穴をあけた後、 先ほど加工した折れた部分を差し込みその後秘密の固定で仕上げる。
ルイビトンのバックルで折れた指し棒の製作では、バックルを分解しないと修理が出来ません。 このバックルの構造は、分解できる様な作りではないので、一部を切削加工しなかれば指し棒を製作しても固定できません。 このバックルの構造は、両側にある指し棒を固定するピンを閉じ込めるパーツを壊せば修理が出来そうなのでお受けいたしました。壊せそうな場所の内部の構造を推測して、その部分を切削開始です。 バックル内の構造は、事前の予想通りの構造で問題なく全て分解完了! 指し棒の図面を引いて、時計用の硬いステンレスの塊からヤスリで指し棒を掘り出し、シャフト径の穴を開けてピカピカにする研磨完了。 壊した金具を新規製作して、バックルに指し棒を固定してから修理箇所がわからない様に作った金具で閉じて完成です。
これまで行った修理のほんの一部です。御要望やご質問などございましたらお気軽にお問合せください。