お客様が内張りの破損を隠す為に、そのサイズに合うナイロンバッグを入れた事で、とんでもない状態に!! バッグと接着剤を剥離するのに数日かかりました。 内側のサイズを計測し、サービスでポケット一つ作る為の全体の型紙製作。 接着剤がどうしても剥離出来ない部分が有り、縫製は別の方法で内張りを固定。 みごとベトベトしていた接着剤の痕は、内布で隠せる事が出来ました。 最後に外側の痛んでいる部分の補強修理、さらに磨きクリーニングをしてお渡しました。
この部分にすべての力が架かるのでよく破損致します。ただ、簡単に壊れないのがこのブランド。 この様に成ったら交換するしかありません。 ヌメ革の色合わせをした後、オリジナルと同じ様に修復致しました。
車内に置き忘れて高温で歪んでしまったそうです。 本体を分解し各層の素材ごとに歪みを確認し加工ながら、全体のずれが無い事を確認し接着&プレスで数日固定。 その後縫い目がずれない様に一コマ・一コマ手縫いで再縫製し、最後にコバ全体を塗り直して完成です。
フタ部分にある持ち手が重くバックを置くと腰が折れたような状態になる為、
内張り交換時にサイドの補強も同時に作業をすることに。
バック内部を分解後、バック本体の四隅に補強板を制作し固定しました。
新しい内布にファスナーポケット複数製作。裏側のファスナーポケットも気になりますので交換。
バッグ全体の縫製も完了&確認し、おかしなところが有れば補強しながら、エッジや色落ちしている部分も確認して補正完了!
最後に艶出し仕上げをして終了です!
絶えずこすれ摩耗して中の部品がはみ出しています。 この部分のみの修理ですが、バック本体を内側から一部を分解して 皮革を規定の厚みに処理をして、 わからない様に差し込み縫製固定の作業になります。(この加工は現在、お断りしております)
本体を分解し両サイドの持ち手を取り出す。
割れた内部補強材を新たに作り、新しい革を取り付け手縫いで完成させました。
長い間使われ持ち手の強度が落ち、なんとも気持ち悪い感触を直して欲しいとのご相談でした。 新しくこのバックに合った長さの(持ち手)を作り、ショルダー部分も新しく作り替える事にしました。 持ち手本体の強度を上げるため2.5mmの特殊な金属を挟む筐体を作り製作致しました。
バックの内側の劣化は、使用頻度や保存の仕方でいろいろなダメージが出てきます。 この様な剥がれやカビの発生では交換する事になります。 内側のポケットの数やファスナーの有無など問題なく修復いたします。
あまり使われていない『懐かしいBAGをショルダーにして気軽に使いたい!』と、ご希望され革ベルトや金具の素材を吟味し制作しました。
長年使われた取っ手の革補修です。すべて分解して新しい厚手の革で仕上げました。
どの番号でも開けられる様にするご依頼です。
つまり、ロックが掛からない様にするので、鍵の金具の分解をしなければ…
鍵本体が真鍮で鋳造され、壊れない様にしっかりと一体化されていました。
後日、組み立てが出来る様に作業をしなければなりませんし、鍵の構造を変える為、慎重にすべての部分を分解し、細工をいたしました。
無事に改造が完了して組み立ても問題なく出来、新しい真鍮製のピンを用意して、いつものように、手縫いで縫製完了です。
持ち手につながる金具の補修&修理! この修理はデザインなどをどうしていいか悩みました。 幸い?穴が開けてありましたのでそれを使う事に。 最後に当店在庫分の皮革を綺麗にカットして完成させました。
問題なく治りました。この様に金具が有れば修理も楽ですね!
販売店様やメーカー様がマグネットを届けて頂きましたので良かったです。
それ以外は、当店在庫分の交換になります。
購入したその日ご自宅に置いていたら、ワンちゃんが上手に箱を開けガムのように『グニュ グニュ!!』と食べていたそうです。
ワンちゃんは見事に片足のみを齧っていました!!一度も履いていなブーツ、落胆のあまりしまっていたそうです。
いろいろお話を聞きながら、最高の出来上がりは何か?と模索しながらひらめきました!
無傷の方から皮革を移植し、各皮革パーツを製作するアイデアです。
ブーツ本体内側の鹿革の処理やファスナーの件や、スタック本体までかじっていますので、
加工の仕方はお任せ下さい!でお預かり致しました。最終的に5センチ短くすることで完成しました。
切断されたサンダル革ベルトの修理を行いました。
修復の糸目が皮膚に当たらないような工夫が必要な細工です。
(この加工は現在、お断りしております)
あわてて履こうとして片足が破れてしまったそうです。 皮革を交換ではなく縫製のご依頼でした。 後ろの踵の皮も破れていたので一部を分解し、内部から縫製をする部分の加工もありそうですが、今回は縫い目もデザインだ!という事で規則正しく手縫いで3層の皮革を完成させました。 内側は、着脱がしやすい様に同色の皮が当店在庫の中に有りましたので、貼っております。
(この加工は現在、お断りしております)表のコーナー2ヶ所の修理と内側ファスナー横の補強糸が無くなっているのでの、その修復も! 角の破損部分の修復後、この為にエッジコートの色作り。 当初の色と比べてずいぶんと退色していますので、この微妙な色を再現しました。 また別な部分で少し黒くなった所や、小さな引っかき傷も有りましたのでおまけで修正&補修。 ファスナー横の補強糸は、糸色や太さが同じ型番が当店に在庫で有りましたので問題なく作業終了。
金具両サイドの皮革の劣化で切れた部分の修復。
長年使用されたので皮にしみ込んだ油分で接着剤が分離して使えません。
急遽、油で特に劣化している部分を切断して、新たに0.3ミリの厚さの皮革を作り染色作業に変更。
非常に細かな作業の繰り返しでした。
リフォーム業者様のご依頼で、カットサイズが正確に採寸されてのご依頼ですので、特別にお受けいたしました。
切断サイズが分かりましたのでお受け致しました。(この加工は現在、お断りしております)
手袋関連は、現在お受けしておりませんが、色々な修理がきますね! この様な修理が出来るのは手縫いだからです。
(この加工は現在、お断りしております)1本の長さが伸びて、使い難いそうです。 撚りを分解しながら、正確な切断部分を探し出すのが難しい仕事です。
カメラ本体の保護を目的にしたBAGです。柔らかで多少強度がある皮革で製作致しました。
レンズマウントがカメラの中心から横に、ずいぶんずれていますし色々と構造上でこぼこなのです。何度も型紙を修正しながら、一番しっくりくる形が出来上がると、今度は固定方法で試行錯誤!とにかく金属金具部分でカメラに傷がつかないようにと、いっさい金属は使用しませんでした。
これまで行った修理のほんの一部です。御要望やご質問などございましたらお気軽にお問合せください。