ビーズを固定している布本体が摩耗して欠損、糸も切れてビーズが一部失くなった状態でした。
まずは、布本体の生地の修復からスタートです。布地の補強が完了したら、欠損ビーズ数種類を取り寄せビーズ列の再生縫製完了。
修復が完成した部分を、金具に巻いて正確にビーズ列を合わせながら、縫製固定完了です。
ビーズバック内布のシミ取り作業で、布がシワシワになり、ポケットも乱れ最悪な状態で戻ってきたそうです。
見た範囲ではバック本体のビーズ列の糸の損傷はなく、内布のみの交換で対処出来そうでした。
内布の構造でお見積りを提示しましたら、全てを復元して頂きたい旨のご依頼でした。改めて見積りの了解をいただいて、型紙を製作して2種類の形状違いのポケットを作り、このバッグの為に選んだ生地で内布を製作縫製。製作した2個のポケットをオリジナルと同じ位置に縫製固定後、バッグ本体に固定いたしました。
ポケットの修復では、オリジナルのパーツを使える範囲で特別に再生使用いたしました。
アトリエ ISSEI 様 今朝早くバック届きました。仕上がりに大大満足です。ご苦労おかけしました。 がっかりしておりましたので元に戻りホッとしました。大切に使います。本当に有り難うございました。感謝しております。
糸切れやその他、持ち手や本体のビーズなどの欠損や、色々な修復ご依頼です。
最近は特に多いのが、4〜50年前のビーズバッグの修復です。欠損したビーズに関しては現在では手に入らない物も多く、無い場合は似たようなビーズを探して補充することになります。
持ち手の両端の金具が再利用できるかを調べるます。金具が壊れている場合や強度が失われている物に関しては、銀やステンレスにて同じデザインで新規に製作いたします。
持ち手を巻いているビーズはすべて外し、芯も取り外し両端の金具も外す作業になります。ほとんどの芯は劣化が激しいので再利用が出来ませんので、新規に芯を製作してビーズを巻く作業になります。
バッグ本体の糸切れの場合は、切れた糸をそのまま置いとくと別な列のビーズが緩むことが多いので、この補修処理も大事です。修理&修復ご依頼の場合は、当サイトホームの『お問い合わせ』をクリックして頂き、画像3枚添付できますのでご利用ください。
修理品が届きましたら、写真添付で加工内容を含めて、お見積りと納期をメールにてお送りしております。
銀色ビーズの変色と糸切れで持ち手の修理、また内布に汚れがあり交換のご依頼です。
銀色ビーズの構造は、糸が通る穴の内側に銀メッキを掛けていますので、その銀の変色になります。薄いメッキ層ですので触ると剥がれます。
この状態のビーズの修理は不可能ですので、同じビーズを調達して持ち手を作り直す作業になります。最近、この同じビーズが手に入らなくなり、これは全てのビーズを交換する為、今回は0.5mmほど小さいビーズを見つけて約2200個以上集める。持ち手の両端の金具も製作して、芯も作りオリジナルと同じ様に巻き直しました。
内布を本体から外し、型紙を製作してポケットを2種類作り、新しい内布も作りそこにポケットをオリジナルと同じ位置に縫製固定後、バッグ本体に固定いたしました。
ビーズの調達に時間がかかりましたが、無事に完成いたしました。
昨晩バック頂戴しました。 思っていた以上の仕上がりに大満足です、お手数をおかけましたが本当にありがとうございました。 若い頃母が購入し、三人姉妹の私達も使った思い出のビーズバックが丁寧に修復して頂いたおかげで生まれ変わりました。 家族で大喜びしています。 今度は私の娘が大切に使わせて頂きます。 ありがとうございました。 感謝を込めて
口金の布にビーズが固定されており、その布も傷んで切れている。内布も古く劣化して切れている状態でした。
メールで画像のやり取りでしたら、痛み部分が多いので多分お断りをするような状態でしたが、とにかくすぐに発送して頂き到着いたしました。
数日間観察していると、いろいろな加工方法が浮かんで来ましたので、お受け致しました。
金具を覆っている布の交換、バックを分解して内布も交換です。ポケットは小さいので要らないそうです。
まずビーズを外す作業から始まり、バックを分解してから金具に新しい布を巻き、外れない様に固定。内布の型紙を製作してカット&縫製。金具にビーズを固定その他、細かな作業のオンパレード。2ヶ月の時間を頂き完成させました。
お世話になっております。 先ほど、ビーズバッグを受けとりました。 とてもきれいに仕上がっており、大変感謝しております。 母の遺品で、今まで全く使っていおりませんでしたが、今後は大切に使用していきたいと思います。 取り急ぎ、お礼まで。
最近、特に修理のご依頼が多い黒珊瑚のバックです。
黒珊瑚のバックですので、少々重く糸が摩耗して切れたようです。反対側も確認いたしましたら、他店での修理跡が有りましたが、ビーズも一部ない状態でした。
大きく切れてビーズも欠損している場所は、残っている糸を切りビーズをバラバラに分解して、新しい糸で編み直す加工になりました。
この修理は8本編みになります。一部のビーズの穴が接着剤で塞がれていましたので、臨機応変に編み方を変えて仕上げております。反対側も分解しバラバラにしたビーズの一部を移植し、他店の糸を除去しながら編み直しております。
ありがとうございました。お礼が遅れて申し訳御座いません。商品を受け取り、お客様にお渡し出来(仕上がりも良く)大変喜んで頂けました。納期に仕上げて頂き本当に感謝して居ります。又何かありましたら宜しくお願い致します。
バック本体の内側の布、長年の使用で傷んでいるのは当然です。持ち手のビーズ列はほとんど傷んでいませんが、芯が折れている為、持ち手のビーズも分解することになりました。
昨年3月にお預かりした40年以上の前のビーズバックの改造。
ご依頼内容は、昔と同じ生地で内側を交換して、しかもオリジナルと同じ構造のポケットを2種類製作、持ち手のビーズを分解して芯を交換するなどの修復&修理でした(T_T)
生地集めに、3ヶ月以上。また、口金と表ビーズ本体を固定している糸も当然傷んでいますので、補強も大事な作業になります。 やっと、1年後の今月2月初めに全ての加工が出来上がりましたので、本日お渡し出来ました。
ご依頼主様が、完成したビーズバックを持って確認しながら、聞かれました。
『色々な業者に頼んでも、断られたこのバック、何で修理が出来たのですか? 』と、聞かれ
お客様の想いが、直接、私のコダワリに火をつけた、とは言いませんでしたが
その思いが、当然私を動かしました。
持ち手と本体をつなぐ固定金具も傷んでいましたので見積り外ですが、こだわりでステンレスで2個製作し、全体の出来上がりバランスをとりました(^.^)
同じピンクのビーズをさんざん探しましたが、現在では手に入らない色でしたから、近い物を見つけました。 持ち手を分解して、芯を固定している2箇所の金具を修理し、芯も交換いたしました。 本体と雰囲気が変わらないように、全てのビーズを交換して編み上げております。 連結丸カンが錆びていましたので、銀で製作しロジウムメッキを施し、完成しました。
バック本体に繋がる合金の金具が折れ、糸も切れてビーズが一部失くなった状態でした。
まずは、バラバラになった太さ2ミリの金具の修理で強度を考え、
0.5ミリの特殊な金属を中心に通して、外部の補強もしながら加工しました。ビーズを固定していた布芯の一部を加工し、ビーズ全体の糸は全部交換して編み直しました。ビーズ関連の修理は、全体像の流れを見ながらの作業になります。この本体の一部に、糸切れでビーズが欠損していた列を見つけ、見積以外ですが修理致しました。
バック本体に固定されている痛んだビジューの交換で、このバッグを製作したブランドが用意してくれた交換用ビジューを受け取り作業開始。バックの上部を分解しなければ差し替えできません。 新しく固定する、ビジュー本体の複雑なビーズの組み合わせの補強もご依頼頂きましたので、固定前にビーズの縫製補強加工いたしました。 これで、安心してバックの分解ができましたが、新しいビジューが横幅の長さサイズが少し小さいのですが、縫製で対処いたしました。 フリンジの固定など、ほとんどオリジナルと同じように縫製加工。最後のバック本体の縫製ですが、一部の皮革の厚さが10ミリ以上ありましたが、手縫いですから問題なく縫製完了しました。
持ち手の糸が切れ、ビーズの紛失もあり持ち手を分解して本体との連結金具の修理から始める。 欠損ビーズも取り寄せ、芯の強度も確認して修理が終わった連結金具を芯の両端に固定。 なんども、何度もビーズのズレを確認しながら再編み込み固定いたしました。
持ち手と本体の連結部分から、ワイヤーが切れ数個のデザイン違いのビーズが無くなる。 黒のワイヤーを探し尋ねて、三重県から特殊な素材を取り寄せ出来ました。 欠損分のビーズも取り寄せ、編み込み完了。 別な部分も確認し補強をして、修理完了。白の方は無傷でした。
50年前に作られたビーズバッグの内部リフォーム&金具交換修理です。
この大きな口金具が現在でも製造しているのか?その金具にビーズも問題なく取り付けることが出来るか?
見つけました!1種類だけで、デザインは違いますがこれで金具の問題は解決しました。
次の手配は、内布交換で色々な布地の中から選んだのはペイズリー模様のシャンタンで、オリジナルと同じ縫製デザインで制作いたしました。それ以外でも様々な行程が有りますが、問題なく加工致しました。
現在、口金具の交換&修理に関してはお受けしておりません。
香港在住の方が、当店のサイトを見てお越しになり、ビックリ致しました。 オロトンメタルバッグの金具の破損、我が家のバッグもそこが壊れそうです。 熱を使う修理は一切出来ませんので、目立たない同色の金属金具を作り打ち込んで固定しました。 反対側にも亀裂が2本縦に走っていましたので、同時に加工致しました。
一番破損しやすい部分です。在庫で同じ様なビーズが有りましたので問題なく修復完了。
ビーズの編み込み方でいろいろな修復方法が有りますので、現物を拝見してからの見積もりになります。
持ち手全体に巻き込んであるビーズの糸切れです。 同じ色のビーズを探しました。すべての糸を交換しての修理になることが多いです。 しっかりと巻きつけ、ビーズの並び方を整えながらな手が痛くなるまで締め付けての作業でした。
鮮やかな刺繍が美しい大きな手提げバッグです。内側は見事な傷一つないヌメ革で仕上げてありました。
目を凝らすと、いろいろなデザイン部分のビーズが無くなっていました。葉のデザイン部分や、花びらの中心部分などのビーズ欠損です。無くなっていたビーズのほとんどの種類は、偶然私が集めていた在庫分で仕上げる事が出来ました。
裏側(内側)に傷が無いヌメ革にはいっさい触らずに修復して納品いたしました。
九州自動車道を1時間以上かけお持ちになられたビーズバッグです。
ビーズ固定用の複数の糸の劣化で、ところどころ抜けていました。その部分を直しても、またいつの日か別な所が切れそうです!
このビーズの編み方は特殊でこの修復には時間と金額と何処まで修理するかで、その日はキャンセルになりました。
せっかくご遠方からお越しになられましたので、勝手に持ち手の改造計画(新規にこの為に皮革でデザインした持ち手のイラスト)をメールでお送り致しました。デザインを確認されて、 改めて正式に皮革ベルトに改造することでご依頼をいただきました。
手に馴染むような太さ、オリジナルと同じ長さで製作ししっかりと皮革を縫製して仕上げました。
納品後、とてもお喜びいただきました。ありがとうございました。
イタリヤ ミラノの有名なブランドのビーズでヒョウ柄を作り出していた見事なバッグです。
デザインと職人の技のこだわりが見て取れます。
持ち手部分の内部を作り直し、破損した金具も修理致しました。当店在庫分と合わせてビーズ部分を編み直して特殊な固定方法で完成させました。修理をしている間でも、綺麗さとビーズの見事さに見とれてしまうセカンドバッグでした。
もう会えないでしょうね…
バラバラになったビーズをおもちになられました。ブランド品です。
まず、どうして切れたかを確認し、しかも長さ分のビーズが有るかも調べる。
元のデザインが分からず、各パーツの数で一番綺麗な組み合わせを考えながら完了致しました。
ビーズネックレス類の修理に関しては、当店にご来店いただいた方のみで、現物を拝見して修復が可能か判断致します。
事前に電話にてご来店日時の御予約をいただき、加工が可能であればその場でお見積りと納期をお知らせ致します。
上記の内容になりますので、メール添付の画像で加工金額のアバウトな金額は出せませんので、その点をご了承ください。
ワイヤーが複雑な本数で通過している珊瑚の交換は神経使います。
何処まで外して交換するか、内部を予想しながらの修理でした。
全部分解し、ワイヤー交換の交換もしなければいけません。固定金具の確認後、作業開始。
破損したヘッド金具を新品に差し替え完成させました。
ビーズが重たいと切れる事が多いです。
切れてバラバラになったビーズの大きさをすべて調べて、組み立て直しました。
念珠は特別な編み方なので、お断りすることが多いのですがこれは、何とかしたいと思いましてお受け致しました。
念珠の加工に関して、只今修復加工はお断りをしております。よろしくお願い致します。
これまで行った修理のほんの一部です。御要望やご質問などございましたらお気軽にお問合せください。